NorikoManiwaの風のまにまに

杉並在住アラフィフライターのポストコロナ生活

ポストコロナで前進したこと、リモートワーク編。結局のところ、敵はバカな自分だった…

ルーティンは大事。備えよつねに、日々是鍛錬。

一部の地域は非常事態宣言が解除され、なんとなく出口が見えてきたような気がします。

東京はまだまだ油断ならないけれど、各地方は都市部からの行き来を警戒しつつ、「新しい日常」にシフトしていくんでしょうね。情報誌などでは徐々に撮影も再開されている様子。

 

それにしてもこんなに長いロングバケーションといわんばかりの名の休業。退職して語学留学して以来の、プラスの経済活動に関わっていない期間だったかもしれません。

 

もうこうなると社会復帰できるのか不安。ひさびさに時間短縮で営業を再開した妹も(料理人やってます)仕込みにやたら時間がかかり、指切っちゃったとか言ってたし。(プロにあるまじき!)なんか調子狂っちゃうみたいです。電車とかちゃんと乗れるかしらW 乗り換えでまごまごしそう。

 

お世話になっているカメラマンが、

「撮影がなくても、機材を組み、片付け、というルーティンを毎日、続けている」

というのに感銘を受けました。セッティングが速くて有名な方なんですが、ちゃんと根拠があったんですね。備えよつねに、日々是鍛錬、これにつきます。

 

見習って、私も文を書くという作業は続けようと思い、それもあってこのブログをはじめました。(予想以上に手を動かすことは楽しく、気晴らしにもなってよかった!)

 

あとは空間把握能力といおうか、いわゆる「物撮り」っぽいこと。これも結局、趣味なんですが、自分自身を励ますために窓際に飾った「窓際のお友だち」シリーズ。

ルールはシンプル。目玉のつくもの(キャラクター?)となにかを二つ以上組み合わせてなんかの世界にすることW まあ、ごっこ遊びみたいなものです。

やるうちにムキになって毎日、続けていますが、頭の体操になってよかったです。(子供にとってのお人形さんごっことか、ミニカーで遊ぶとかすごく、脳を刺激しているんだなあとわかった! 遊びって大事だね)

 

私の場合、頭を使って書くクリエイティブな文というより、条件反射的にまとめる職人的なライター業なので、空間をつくる作業もクセにしたほうがいいかなあと思って。

キープできたかどうかは知らんけどW

 

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すごいね、オンラインバンキング。このトークンとなるものの使い方知った時は感動。

今まで保留にしまくっていたオンライン環境は、1ぺナで前進。

リモートワークの導入は、もともとが超遠隔(NY)からのリモートワーカーから始まったフリーライター生活だったので、そんなにストレスにはならなかった。直前にPCが壊れ、Wi-Fi環境を改善していたのはラッキーでしたね。

 

逆にこの機会に前進、成長できたのはオンライン環境。これは自業自得。

ずっとできない、めんどくさい、今困っていない…とほっぽってきた様々なことが、性急に対処しなくてはならなくなり、しわ寄せが一気に押し寄せてきた…!

 

たとえば海外とのやりとりでSkypeは結構使っていたけれど、ZOOMは初めて。NYの友人がいきなりZOOM、ZOOMと語りだしたので、気にはなっていたけれど、別に自分は関係ないか、と思っていました。

ところが今ではインタビューも打ち合わせもすべてZOOMでオンライン上。各地を回る下見取材やロケハンも、このシステムに慣れれば(そして自分が技術? コツ?)を身に着ければ、かなりラクになるかも。

 

オンラインバンキングも同様。なんとなくオンラインでの操作は怖いな、という気持ちもあって、二の足を踏んでいたけれど、必要に迫られて初挑戦。トークンと呼ばれる小さな計算機のようなモバイルでの振り込み用の機器を送ってもらってトライ。

はじめてのお使い、オンラインバンクで振込編、なんとか成功しました。

 

あとは仕事面で導入したのはSlackでしょうか。これも便利といわれながら、なんとなくなおざりにしていて、今回、ようやく使えるようになりました。(そういえばなおざりとおざなりの違い、某社の入社試験で出たなあ)

慣れるまでおろおろしてしまったけれど、使いこなせたら便利な予感がする…!

 

とIT弱者を自覚しつつも、ようやく重い腰をあげて、なんとかしようとじたばたした4月、5月でした。こうでもしないと動かない自分が憎い…。

気分は1ペナで前進。ゴルフのラウンドで池ポチャしても、なんだか前に進めちゃった、というような感覚でした。

 

ポストコロナで一番、苦しんだのはバカな自分が蒔いた種。

そしてこの状況下で、一番泣く状況に陥ったのは自分のバカさ加減。

実はかなりの引きこもり体質だったことが判明し、食に関してもシンプルを極めて粗食を貫き(ビンボーはいちばんのダイエット)、超経済引き締め政策をすればあと数か月は籠城できそうな見通しもたった。(このときばかりは事務所も持たず、従業員も設備投資もしていない浮草暮らしが功をなした)

 

もともと電車がなくても走ればなんとかなると思っていたけれど、クレジットカードのポイント特典で折り畳み自転車を手に入れてから(これはわれながらグッドチョイス!)いつもの行動範囲なら大抵、自転車ですぐいけちゃうことも体感し、不安が薄れました。

飲みさえしなきゃ、どこだってこのアメリカンエクスプレス号で、気軽に往復できる!

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東は新宿、西は武蔵境くらいの距離なら自転車でひょいと行き来できることも実感。

けれどどうにもならなかったのは、繰り返すけれど、自分自身の頭の悪さ。

これは本当につらかった…

 

パスワード問題、携帯取引縮小問題で窮地に。

 例えばパスワード問題。大抵、忘れてなんども変更したり、定期的に変更しなくちゃならなかったりして、すぐ忘れるんですよ。しかもことごとく大事な局面で! 

メモしとけばいいのだけれど、そのメモの置き場所を忘れたりする。それでロックがかかって、しばらくどうにもならなくなったり、イライラしたり、絶望したり…疲れた。

 

なので話題になっているマイナンバーでの申請もはなから放棄。(というより家訓で?カード自体作っていない…)急がば回れで、私はローテクな郵送を待ちます。

体力があってしぶとく生き延びたとしても、おのれの愚かさで最も先に滅びるタイプなんだろうなあと悲しくなりました。

 

あとはこれは本当にアホ過ぎて、解決するまで白状する気にもばれなかったのですが、携帯会社の切り替えに失敗。しばらく携帯電話が使えませんでした。(メールはかろうじてルーターでつないで使えたので、最終的にはなんとかやりすごせましたが…)

 

この状況になる前に、SoftBankからUQに切り替え、SIM解除が可能になる4月の末の時期に、携帯ショップのある大型家電店(吉祥寺のヨドバシカメラ)に再来店する予定だったんです。それが4月27日。

 

ところが4月末なんて非常事態のまっただなか! いつも待機している各携帯会社も休業で、担当者ももちろんいない。店内そのものがゴーストタウン。

 

どういう風に切り替えればいいのかよくわかっていない自分は(こうなれば月々節約できる、という言葉をうのみに。どのようなサービスに切り替わるのもメモをみつつ何となく理解できる程度)しかたなく、2社の営業所を、解約したり、確認にいったりと何度も行き来。本当は完全予約制だったのですが、たまたま人が少ない時間帯で対応してくれ、ラッキーでした。

 

とはいえこの時期に店頭でできることは限られている…!

しかも私のやらかしで、SIM解除をする前に契約を解除してしまった…!!!!

 

SIM解除等の作業は今は店舗ではできない

→コールセンターに電話するしかない

→全国から電話が殺到してつなる以前に切られちゃう

→ならばサイトから独自に入るしかないのだけれど、契約解除してしまったので、そもそもMy SoftBankのページがもうこの世に存在しない…

→電話がつながるのをひたすら待つしかない。

…とこちらは1ぺナで前進どころか、ラウンド中断みたいな袋小路。

 

GWをつぶしてちょこちょこ電話をかけてみましたが、一度もつながらず。もう放棄して携帯電話のない生活を続けていました。(メールやLINEさえつながれば通話もできて意外と大丈夫だった。もう電話回線自体、無用の長物になりつつあるのかも…)

 

自業自得とはいえ、情けなく、涙が出た日々。

自分にとっての最大の敵はおのれだったよ…というと相当かっこいいけれど、自分のバカさ加減に本当に、本当に、「父ちゃん、情けなくて涙が出てくるよ…!」な数週間でした。

 

はやくお利口になりたい………。