賢者にきく!⑥この機会にナチュラルクリーニングのお勉強
GWももう最終日ですね。
いつもと違うGW。私は地元で過ごし、変わらず仕事をして(GW後にずらしていつも休みをとっていたので)同級生など帰省してきた地元の友人と集い…とある意味、例年通りのGWでした。
とはいえ連休の終盤が近づくとなんだかそわそわしちゃいます。
「なんにもやっていなかった!!!!!」
…と。なんにもやらないのがこの期間の目的だったのに…。
ということで今日は日々のお掃除を見直してみようかな。
なので、ナチュラルクリーニングのお勉強を。ナチュラルクリーニングとは環境や身体にも優しく、安心安全、合成洗剤には頼らない効率的なお掃除&選択術。
しばらく会わぬ間に、カリスマ(!)ナチュラルクリーニング講師になっていた高校時代の友人の著書で、私はナチュラルクリーニングについて知りました。
…ということで6人目の賢者は「ナチュラルクリーニングの賢人」、本橋ひろえ先生。
自然派の洗剤だと優しくて落ちづらい? 科学洗剤ならスパッとよく落ちる? それは幻想でした。
なにが説得力あるってね、ひろえ先生、なんと合成洗剤を作る側だったんですよ!
高校時代は少数派だったリケジョとして、高校でも理系クラスへ。(1年ときは同じクラスだった)北里大学衛生学部化学科卒業後、化学薬品会社で合成洗剤の製造に携わり、洗剤のスペシャリストに。
自身もアトピー性皮膚炎に悩んだ経験から、主婦として子育て中に、さらに安全な掃除、洗濯方法を追求するようになり、合理的かつ経済的でもある、簡単ナチュラルクリーニングの講師となり、全国津々浦々まで飛び回り講演の日々、というひろえ先生。
はい。では改めて「ナチュラルクリーニング」とは。
重曹、クエン酸、過炭酸ナトリウム、そしてちかごろ話題の消毒用アルコールのエタノール、石鹸などを使い分けて、生活空間や衣類を清潔に保つというもの。
掃除は化学! 重曹・クエン酸・過炭酸ナトリウム・アルコール・石鹸を使い分ければ○○用洗剤は不要!
ね、なんだか「化学」っぽくなってきたでしょ?
ひろえ先生曰く、「掃除は化学」。なるほど。
お掃除が苦手、嫌い、というほど「お風呂用」「トイレ用」「キッチン用」「窓用」などの洗剤を使い分けている傾向にあるのだとか。けれどこの5種類を使い分ければ、楽に、しかも安全に(基本、口にも入れられたり、肌にもつける素材だものね)、そして経済的に(確かに材料費はこれだけ)清潔に暮らせるというもの。
5月10日10時まで限定で、オンラインで「ナチュラルクリーニング講座~入門掃除編」の2時間半にもわたるオンライン講座も配信。
全国各地で人気だった講座の録画動画で、10日10時までは何度でも聞けるから、まずはダウンロードして、時間のあるときにゆっくり受講するのがおすすめだとか。
TVなどのメディアにもよく出演し、
現在、全国各地で開かれていた講座は延期だけれど(その前は、私と同様、旅芸人生活をしている人でしたW)自宅で、いつでも、受講できるなんて、オンラインはすごい。
書籍でもわかりやすいのですが、話し上手なひろえ先生に引き込まれて、動画で学ぶのはやっぱり楽しい。オンラインレッスンの可能性を感じます。
除菌・消毒、生活空間をより清潔に保つことが見直される時代に
この状況下となり、ひろえ先生には除菌に関するコメントや執筆が殺到しているよう。毎日の生活の中でできること、まだまだたくさんあると思います。
そしてひろえ先生のブログも、順次、役立つ情報がアップされているから、ぜひチェックしてみて。
「ハンドソープが品切れでもボディソープを使えば大丈夫」
「エタノールアルコールが除菌に有効なわけ」
「除菌する道具はキッチンペーパーなどの使い捨てを」
など、興味深い記事ばかり。この時期、要チェックです!
個人的には著書「ナチュラルおそうじ大全」(主婦の友社)が、イラストやキャッチーな表現ですごくわかりやすかった! これは貸したら帰ってこない(貸した人にとってのW)「お役立ち実用書」だから、ギフトとしても重宝しています。
あとコンビニでも販売していた「ナチュラル洗剤で安楽早 ラクチンおそうじ虎の巻」(ディスカバー・トゥウェンティワン)はビジュアル中心で薄手なので、テキストとしてお掃除グッズのコーナーに置いておくと、すぐに確認できていいですよ。
それにしても高校時代、家庭科なんて大嫌い! とともに叫んでいたひろえ先生が、お掃除や洗濯のスペシャリストになっちゃうとはね。
人生ってわからない。そして思えば遠くに来たもんだ。