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賢者にきく! ⑧サラダ感覚のフレッシュすぎる江戸川小松菜
知ってました? 江戸川の小松菜ってサラダとして生でも食べられるんですよ!
ランニング仲間のHIDEさんは4代続く小松菜農家。主に学校給食、そして高級料亭など飲食店にも卸す上質な小松菜なのですが、学校は休校、飲食店も休業となり、行き場のなくなった収穫物は破棄するしかない状況に。
しかし、さすが駿足ランナーのHIDEさん、斬新なアイデアと素早い行動力で、その小松菜たちを救済。
ということで今回は「小松菜の賢者」、小原英行さん。
まだ緊急事態線芸が発令される前の3月には、収穫体験イベントを開催。広いビニールハウスなので申し込みグループごとにソーシャルディスタンスをとって、楽しみながら収穫作業を手伝い、お土産として持ち帰るというもの。いちご狩りならぬ小松菜狩りです。
これね、この状況になる前、数年前に体験したことがあるのですが、座り込んでの収穫って体力的にもなかなかハードな作業で、それがまた楽しいんですよ。自分たちで洗浄作業やパッケージングにも挑戦。市場までいく工程を学べるので、キッズたちの社会勉強にもなりそう。(自分たちがパッケージングしたものは売っているもののようにしゃきっとはならないので、通販希望の全国の友人向けに発送されたりしましたけれどね。プロファーマーへの道は遠いW)
いつかこのイベントも再開してほしい。都内で観光、都内で非日常体験を味わう絶好の機会。家族で参加すると盛り上がりますよ。
その後も江戸川区役所で販売するなど、販路を広げ、江戸川農家と飲食店がタッグを組んで、中学生以下の子供がいる世帯に配布する「こども弁当」を企画し、小松菜を提供。この試みはテレビや新聞など多くのメディアにも取り上げられました。
おしゃれジューススタンドのコールドプレスジュースとして活用されるなど、小松菜の可能性そのものが広がっていくのを(HIDEさんのFacebookなどで)知るのもわくわくした! あの小松菜たちが人を元気にすることに役立っている…!って。
全国各地への直売(全国一律送料1000円で通販!)なども続けているけれど、緊急事態宣言下の今、新たな試みとして挑戦しているのが
E×M×H×S、その名も江戸川無料配達システムという配送サービス。
宅配業者の手を煩わすことなく、江戸川区域に住む、もしくは駅までピックアップできる人に限りHIDEさんが自ら配送、小松菜をじかにお届けするというプロジェクト。
5月7日までの限定サービスだったのですが、休校延期にともない、E×M×H×Sの期間も延長。私もそろそろ小松菜不足なんで、なんかの予定のついでにまたお願いする予定。
告知をコピペすると…
『江戸川区限定。小松菜1㎏1束(500円税込)から配送料無料でお届けします。』
●小松菜束数
●住所
●電話番号
●配達希望日時を以下から選んでください。
5月12日(火) 9時~20時
5月14日(木) 9時~20時
5月16日(土) 9時~20時とりあえずここまでです。一応現時点では学校が18日からあるとかないとか。まぁ無い可能性の方が高いと思いますが…。
ここは儚い夢と希望を持ってw前日に配送ルートを確定させ、お届けの時間をメッセンジャーにてお伝えします。
マスクして鮮度の良い小松菜をお届けに上がります。
とこんな感じ。希望時間は午前中、12時~14時、など伝えますが、融通がきけばうれしいとのこと。
申し込みはメッセンジャーでのやり取りになるのでご興味がある方は私までご連絡ください。(中央線、東西線沿線で興味のある方います? 前回、4キロなら余裕で持ち帰れたので、もより駅改札で引き渡し、とかしますよ~)
そういえばバイク便ならぬ自転車便のメッセンジャーだったHIDEさん。配送を自転車でやっているのでは? と思われていますが、車なのでご安心を、とのことW
前回は家から乗り換えなしの1本で行ける、西葛西駅でピックアップ。10日間くらいもつ新鮮小松菜なので、サラダ(生が一番おいしい!)お浸し、おみそ汁の具、炒め物、卵とじなどといろいろ活用しました。(小松菜パスタもおいしいらしい)
遠くに旅行に行ったり、違う県まで遠征する機会が減ったのはとっても寂しい。けれど、STAY TOKYOの精神で、身近だったけれど知らなかったことを学んだり、意外と近くにあったどこかの面白さを感じたり、東京を知るチャンスになればいいですね。
小原農園にご興味を持った方はこちらの記事もどうぞ。
それにしてもマイナビ農業なんてサイトもあるのか。知らなかった…!