NorikoManiwaの風のまにまに

杉並在住アラフィフライターのポストコロナ生活

ランニングエチケット7か条 私の場合

この時期にランナーとしてできることってなんだろう? どうすれば人を不快にせずにランニングエチケットが守られるだろうか? と考えてみました。

 

これが正しいかどうかは科学的にも抗ウィルスの側面でもわかりません。ランナーの立場から、想像力と知恵をしぼったランニングエチケット7か条。私はこれからしばらくの間、この7か条にそって行動しようかな、と思います。

 

1 マスク着用は絶対、どんなときでも

ランナーやランナー以外の友人知人に、ランナーについて思うことを聞いてみました。ランナー以外の人の意見で結構多かったのが

「向こうからマスクをしていないランナーが近づくと、体が硬直して身構える」

というコメント。中には殺意を覚えるという厳しい意見も。

 

もちろん、同じ方向に走る場合、同じようなスピードで前に進んでいるわけですから、前のランナーの残した飛沫の中に自ら突入するという理屈。科学的にも10メートルくらい離れたほうがいいというエビデンスがあることも学びました。

ならばもっと離れるように工夫しようと思っていたのですが…

 思っている以上に視界に入るランナーを不快に思う人がいることがわかり、いつでも、どんなときでも、マスクをしなくてはエチケット違反!ということがわかりました。

これからは必ずランニング中に着用します。

 

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歩きでもランでも徹底してマスク着用。しかしアプリの補正技術はすごい。

 

2 とにかく頻度を減らし、室内エクササイズを増やす

毎日走っていたのなら週に1,2回までにして我慢。接触する人数同様、80%カットを目指す。外に出られなくっても我慢。

休校中の小学生でさえ、外で遊べず我慢しているのだから、大人が我慢できずどうする! という意見も多し。

人によっては、この自粛中にパチンコに行くくらい非常識だと思う人もいる。そう思われていると覚悟しほうがいいのかも。それでも走りたいのかどうか、今の自分に本当に必要なのかどうかを問う。

 

 走れない分のエネルギーは室内での筋トレやストレッチで燃焼。そっちに移行。最近は縄跳びを習慣にしている人も多いですよね。私も妹も地元の文房具屋で110円で購入。アラフィフで再び、縄跳びとは! 人生、なにがあるかわからない。

 

幸いにも今はYouTubeやZOOMなどオンラインでも、様々なレッスンが受けられる。そういったエクササイズを取り入れて健康維持に努める。

 

「選手」として記録を目指しているランナーにとってはつらいかもしれないけれど、こういう時期こそ、怪我防止のコンディショニングトレーニングや、体幹を鍛えるピラティスで弱点強化、パワーアップを目指すのがいいかもしれませんね。

 

3 生活圏内から出ない。近くをぐるぐるして距離を稼ぐ

これは私も大反省。すいているエリアや時間帯ならば、県をまたがないまでもちょっとした郊外ならば、走っても問題ないのではないかと思っていました。

でも自分が感染している、と想定すると、山林や峠道にウィルスをまき散らすことになるかもしれない。恐ろしい!

 

自然豊かな里山に住む医療従事者のランナー仲間による

「山道を走るランナーに恐怖を覚える。山には絶対に来ないで‼」

のコメントにどきりとしました。

県境の山あいの村で、距離的には近くても他県に病院は地元優先になるだろう。指定感染症だからドクターヘリには乗れない。病状が急変しても山の上で救急車もなかなか来ず、都会ではないので受け入れる医療施設も限られている。蔓延すれば絶望的。

 

 想像力が乏しかった自分が恥ずかしい。大自然の中なら大丈夫、一人なら安全なはず、と自分勝手にも思っていました。

トレイルランナー、ウルトラランナーは山や峠を走りたい。でもそれが小さな村を不幸にするかもしれないのです。高齢者も多く住むエリアなのですから。

 

いつも生活している街、地元から出ない、ほかの住民には迷惑をかけない、徹底した行動制限が今は必要。ああ、もっと遠くに行きたい…! 大自然の中を走りたい! と思ってもコロナ収束までは我慢、我慢。

欲しがりません、克つまでは…!

 

4 早朝やお昼どき、平日のみなど時間をずらす

頻度を減らし、生活圏内からでないとしても、メンタルの健康のためにも走りたいときもある。

どうしても、という場合は、夜明け直後とか、子供たちや高齢者がお昼ご飯を食べている12時前後とかに時間を絞ったほうがいい。もちろん平日のみ。

私のような平日も自分の調整度合いによって昼間動ける生活スタイルの人間は、平日のすいた時間に行動し、土日祝日は一歩も敷地内を出ないくらいしないと接触8割減に協力できない。

週末は1ミリも外に出ないようにします!

 

5 室内、屋上やベランダ、敷地内で走るよう工夫する

これは大いなるチャレンジ。

実際、マンションの屋上や、ベランダなどで走りこんでいる人もいますよね。そういえば水泳の瀬戸大也選手も水の感覚が必要と、自宅に3メートルくらいのプールを設置していました。

庭やちっちゃな駐車場をぐるぐる、ベランダをひたすら往復、など試してみたけれど、風景が変わらない退屈さにはどうも慣れない。

ならば室内をエアトレッドミルにしてみるか、と思い、動画を見ながらヨガマットの上をエアジョギングしてみた。意外と快調!

この試みはいずれブログで紹介します。

 

6 公共のベンチや自動販売機には手を触れない

自分が感染しないと同時に、万が一、感染している場合(症状に出ない場合もあるというしね)触ることで誰かに移っては大変! 公園のベンチや手すり、途中の自動販売機などには手を触れないようにする。

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公園のベンチには座らず切り株チェアを使用。結構、たくさんあるんです。

 

7 電車など交通機関の代わりの移動手段としては容認

 これはこれくらいは許して~という気分の救済策。

二駅、三駅くらいの距離の場所に用事がある場合はウォーキングかジョギングで移動。

住んでいる街圏内から走って出ない、というポリシーには反しますが、電車に乗るのもこの時期いやだし、あの場所に行かなくては、という大義名分も…

買い物の際にも、移動手段として走るのはOKとしました。

 

さあ、この7か条を守れるか! ランニング学会も集団走の禁止やマスク着用を呼び掛けていますね。でももっともっと厳しくないと伝わらないような…。

e-running.net

 

ランナーが疎まれる存在になるのはいや! 

ランニングエチケットを守って、社会貢献しているくらいの役目を果たしたいですよね~ すでに都内では走りながら街をパトロールする、「パトラン」なるものが実施されていますし。(現在は集団ではなく単独ランに切り替え)

ランナーが住宅街を定期的に走り抜ければ、不審者や空き巣も減ると思うんです。

 

早く思いっきり走れる世の中になりますように!