NorikoManiwaの風のまにまに

杉並在住アラフィフライターのポストコロナ生活

外飲み、万歳。美味しい日本酒と肴で、心のおそうじ、できました。

ひっさびさの外での食事。

外出ついでにランチをパパっと…いうような外食はあったのですが、食べることを目的にして夜にゆったりと飲む…ということが皆無だったので、なんだか、なにかからよみがえったような感覚になりました。

 

訪れたのは隣駅にある妹の店「まにわ」。

緊急事態宣言以前から感染拡大を恐れ、ほぼ休業状態だったのですが、営業時間を短縮し(例の19時オーダーストップ、20時閉店というやつですね)、座席の間隔を開け、人数限定で、今週から徐々に営業を再開していたんです。

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お刺身もちょこちょこ盛り付けると楽しさが増す。しその裏のおかひじきも完食。

家飲みも楽しいし、おうちごはんには満足していたはずなのに、やっぱ人のつくったもんってありがたいですね。なんだろ。なにが違うんだろ。

しかもぬか子ちゃんも出どころ一緒なのに!(間庭家ではぬか床のことをぬか子ちゃんと呼んでおります)

数々あるテイクアウトやお取り寄せだって、プロの味なのに、外食ってやっぱり特別なんですよね。なんでだろう。

 

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最後はホタルイカとたけのこの炊き込みご飯。この季節のなごりですね。

それは外で食べるという高揚感なんですね。きっと。

家でも豆皿にちまちまと盛り付けてみたりするんですが、どうも今日のようなわくわく感はない。やはり、なんだろ、これ、という玉手箱を開けるような気持ちとか、どうやって作ってんだろ、と考えながら、お店の人との会話で答え合わせをするとか、そんな+アルファが「隠し味」みたいになっているんだと思います。

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今日のお膳は緑がベース? 新緑の季節を感じられて気持ちも前向きに。

なんだかこんな時期だから、外で飲むなんてひんしゅく? これって闇呑み? なんてひるむ気持ちもありましたが、来てよかった。語り合えてよかった。

 

ということでポストコロナの外飲みを考察してみました。

 

その1 20時閉店は意外とストレスなし。むしろ割り切れてすっきり!

20時までの会食で満足できるかが一番の懸念点でした。けれど17時スタートと早かったせいか、そんなにあわただしくはなく、かえって時間に余裕があったくらい。

20時になったら一斉に終了! となるのできっぱりと諦められて、ストレスにはならないというのも発見でした。

 

その2 O次会もあり。名残惜しければ、帰宅後、オンライン2次会でもいいかも。

ならばいっそ15時とか16時あたりに0次会を開いちゃうのはどうでしょう? その日は半休を取るくらいの覚悟で。最近、ハマっているのが週末の昼飲み。夜よりも昼のほうが気分よく、過ごせるんですよ。夜の時間も有効に使えるし。

まだ飲みたいのであれば、一度解散し、帰宅してからオンラインで2次会を開くのもいい。オンラインならいつでも離脱可能だし、寝落ちもOK。自由度が広がります。

 

その3 旅行へ行くのと同様の貴重さ。大切な人とゆったりと楽しむスタイルに。

会食が、旅行に行くのと同じくらいハードルがあがったと感じます。数日、一緒に過ごすことができるくらい信頼できる相手としか、もう、行かなくなるんじゃないかなぁ。心を許した相手と、ゆったりと旅するように過ごす。そんな会食を大事に、大事にするようになると思います。

 

その4 もしくは風通しのいい空間やテラス席でさくっと、短時間で。

逆に会社帰りの一杯、のように、さくっと集まるのもありかと。テラス席や開放的な空間の立ち飲みなど、開放的な空間で、短時間だけ滞在するのもいいかも。リスクも下がる分、気持ちもラクに。

ゆっくりじっくりと、さくっと気軽に、という2極ののパターンになりそう。

 

結論! 新しい基準をもとに、頻度を守って、慎重になれば恐れるに足りず。

頻度が少なくなったとしても、一回一回の会食の濃度は深まる…そんなイメージ。

 

いきなり解禁! という感じにはならないでしょうが、新しい基準が必要にしても、新たな気持ちで、外飲みを楽しむんだろうなあと実感できてうれしかったです。

外飲み、万歳! なんだか気持ちもすっきり。

心のおそうじもできました。