「新しい日常」でリモート取材やオンラインフィットネスが当たり前に。
解除に向けて、「経済活動」も戻ってきそうな兆しですね。
会社によっては6月中もリモート勤務をできるだけ継続するそうなので、フリーランスではありますが、私自身も徐々に、ためしためしの安全運転という感じに通常に戻りたいと思っています。
ようやく本格的に「新しい日常」が訪れそうです。
「新しい日常」で何が一番、変わる???
私のようなフリーランスで記事をまとめる仕事の場合、一番の変化はオンライン会議、リモート打ち合わせ、取材もできるだけ遠隔で…ということになるのかなあ。
実際、この数か月はすべてオンラインでの作業でした。
今まではまずは顔合わせ、それから打ち合わせをして…みたいな流れでしたが、その都度、各社に足を運ぶことは少なくなりそうですね。
実際、ZOOMなどで顔を合わせての打ち合わせ、会議だったら今までとそんなに変わらない感覚。かえって時間の調整がしやすくて、時間のロスが減ったかも。
はじめての相手とのインタビューはすこし戸惑いましたが、これにもだんだんと慣れていく、といおうか、それに対応したコミュニケーション術を探っていくんでしょうね。
最初に質問リストを出したり、PCの画面で共有できる資料を用意したら、かなりスムースになりそうな予感。
海外とのやり取りなどは今までもSkypeを使っていましたが、今後はさらにぐぐぐっと仕事でのオンライン化が進みそうです。
オンラインフィットネスはもっと広がりそう
プライベートでオンラインをフル活用したのはフィットネス。
これは今までゼロに近かったのですが、試してみると意外にあり! 使いこなせば可能性は広がるということに気づけたのは大きな発見でした。
例えばZOOMでの対面式のクラス! これはこちらの姿も見えるから緊張感もあり、理解力も深まる。実際にやってみて、対面式ならではのメリットがありました。
ピラティスなどのクラスではポジションといわれる体の向き、体勢などをその都度、チェックしてもらえるし、質問もその場でできる。
空手の稽古も、ひとりで動くのとは全く違う、仲間とつながっているから頑張れる…というのを実感。これは忙しくてなかなか道場にいける余裕がないビジネスマン、子育てや介護中の人など、移動できないときの救援策になるんじゃないかなあと。
遠隔でも「共有」できるというのは、励みになるから持続できる。
いつか、在宅中心という生活サイクルに切り替わっても、こうやってつながって「共有」できれば、孤独を感じずにのりきれるかもな、という期待が持てました。
ラジオ感覚でゆるやかにつながるインスタライブ
同じくインスタのライブなどもそうですよね。
各メディアやスポーツメーカー、ヨガクラスなどが発信するインスタライブが面白かった! これは「体験する」手段としての可能性を感じます。
今まで苦手意識があったり、できないと敬遠していたエクササイズを気軽に試せて楽しい! 参加人数も多いことも、ハードルが低くなる理由かな。いろいろ試すうちに、楽しくなって、時間をみつけてはいろいろなクラスに参加するようになりました。
対面式のZOOMよりもゆるやかにつながる感じ…ライブだから「生」だけれど、ちょっと距離がある。レッスン後のコメントを読み上げてもらうのもなんだかうれしい。
何かに似ている…! と思ったらラジオだった。この、ファンだけが集まるコミュニティといおうか、微妙に密で、微妙に距離のある心地よさ。
なんだかラジオみたいな「仲良し」感が新鮮だったな。
定期的なライブ配信は生活のリズムになる!
たとえば4月5月の10時から、毎日発信している京都のヨガスタジオ「Terasu」のライブは決まった時間の配信なので、生活にリズムをつけるのに役立ちました。
通常は朝ドラ見て朝食をとり、まったりし、8時半ごろから始業しているのですが、10時のクラスを受けたいがために、7時など早めに仕事を始めたり、9時から10時の1時間を超集中することができたり、はりきる原因になりました。
朝の業務も、10時から30分エクササイズ休憩が入るほうが気分転換になってはかどるみたい。急がば回れ、的なW
それからは10時からのエクササイズはルーティンになっています。
いつかスタジオでリアルなセッションに参加したい…! と思えるようになるし、これが有料になって続いたらちょっとうれしいな。
ヨガにななんとなく苦手意識があった自分にとっては、ヨガが生活の一部になったのは大きな一歩!
やるとハマる「地獄の」シリーズW
午後は眠くなるので、だれたり、あきたら気分転換にYoutubeの激しめのエクササイズを。テレビで紹介されて注目された「地獄の11分」シリーズとかとかダンスエクササイズ系とか。懐かしの80年代エアロビやビリー隊長(ややゆるやかなお姿に)のブーツキャンプなども話題になりましたね。
地獄の…シリーズはマンションでも可能なジャンプしないエクササイズというのと、インストラクターの先生がまたいい感じで、「あおる」のではなく、「つらいよね~でも燃えている証拠!」「ひー もう足ががくがく」とか同じ目線で「同調」してくれるので、いっしょに頑張っている気になれちゃう。
腹筋とかわき腹とか、パーツごとの回もあってあきない! このままあきずに夏まで続けられたら、腹筋割れそうW
字幕の級数、文字の大きさがものすごく大きいので、体を動かせながらでも読みやすいのもポイント。5分の地獄の筋トレなんかでは30秒のストップウォッチが表示されてまたそれも励みになる!
とにかく見せ方がうなるほどうまいんです。
ながらジョグ、ながらウォークは飽きなくていい!
あとはNetflixなどで映画や動画見ながら、ひたすら有酸素運動。ヨガマットの上だけでジョギングしたり、足踏みしたり、結構、汗かきます。
テレビを見ながらとかも最初は結構やっていたけれど、最近のテレビはCMが多いから、テレビそのものに飽きちゃう。ながらエクササイズには30分、とか2時間とかきっちり時間が決まっているドラマや映画のほうがいいみたい。
やはり午後の微妙な時間ってだらけるんですよね。
眠い午後1時から3時くらいの間は短めの強烈なインパクト系、4時以降になってまずい! 今日は机にずっと向かってまったく運動していない…! と焦った時期にはながらジョグやリアルジョグのようなゆるゆる有酸素系(この時間になるともうはりきって動く気力なしW)と住みわけができてきました。
つまり…
午前中はヨガやストレッチで30分程度のコンディショニング
午後1~3時は眠気退散を込めて10分程度の汗だく系・筋トレ
夕方はゆるやかなジョグなどの有酸素運動
が理想的なルーティンってこと。
これをすべてできる日なんてなかなかないけれど、1日に一度くらいこんな時間をつくる、と決めたら快適に過ごせそう。
オンラインフィットネスの可能性は無限に広がる…はず!
実際に、オンラインフィットネスを活用してみて感じたのは、これからもオンラインフィットネスは必要! ビジネスとしてもっと広がっていったらいいなあ。
リアルなスタジオや道場が再開したら、比重はそこに傾くけれど、オンラインも「新しい日常」に引き続き、生活に取り入れたい。
こういったオンラインフィットネスを取り入れれば、体を整えながら、必要なクラスに余裕をもっていけるようになりそう。クラス1回1回の重みが変わってくるといおうか。
ハレとケの食事ように、体を整えるための毎日のエクササイズと、ハレの日の特別なクラスとメリハリを意識すると、「新しい日常」がもっと快適になるかもしれませんね。
教えて! 自転車のお作法。これってありなの? なしなの?
GW以降、移動手段として一番の変化は「気軽に自転車に頼る」かな。
カードの特典ポイントで手に入れた折り畳み自転車。駅までは歩いていくので(停めるの大変)通常は使わないのですが、一家に一台くらいあったほうが有事のときに安心?と思ってセレクト。
現在、なかなかいい仕事してくれます。
いつもなら電車で行く通院、ちょっとした買い物も(歩いて10分の川南にある、週2回しか営業しない卸売りの肉屋さん「新井屋」とか! 遠くのパン屋さんとか!)これで気軽に行くように。
その分、今までウォーキングがてら、ジョギングがてら、という外出は減っちゃったかな。
あっきらかに有酸素運動が減った! 自転車ラク過ぎ! どこでも行けちゃう!
ただ街自転車ビギナーにとって交通ルールとか、お作法的なものって結構、迷うんですよね。乗っててもひょいと飛び出してくるママチャリとか多く、ひやっとすることも多い。これは歩行者、ランナーのスピードで進んでいた時にはあまり気づかなかったことだなあ。
Q ほかの自転車や追い越すときって右?
ランニングだと暗黙の了解で右側から…と思っているんですが、なんか前の自転車に声かけるとかなんとかあるのかしら?
Q ベテラン、もしくはヘビーユーズ☆ジテンシャーにとって、迷惑な素人とは?
なんか知らぬ間にやらかしていないか不安。子供のころのルールと今では違うだろうし。追い越すときにちりんちりん鳴らすのとか、クレーマーぽい???
Q路上駐車のお作法ってあるの?
買い物途中にちょっと(3分)路上に駐車したいときって店側に駐車すべき? それともガードレールがある車道側? そもそも何分以内なら情状酌量の範囲内?
Qちょっとそこまで自転車で、ってどのあたりまで?
なんとなく2,3駅先までなら、折りたたみのコンパクトな自転車でのちょっとそこまで感覚だけれど、本格的なリードバイクだとどの辺までいけちゃうの? 15~20キロとは普通?
あまりに自転車ライフが快適で、本格的なバイクに切り替えるか検討中。
今まで、さんざんスポーツバイクの取材をしたり、エクササイズとしてもいいと絶賛したり(だって本格的なメカニックが調整してくれたら体のサイズや筋力、くせにもぴったりなマイバイクが完成する!)してきたけれど、どうも踏み込めなかったり理由…
わりかしいいお値段する…
これが一番の理由かも。ウエアやグローブ、などのこまこまとしたギアをいただいたこともあるけれど、さすがに本体はいただけないので、マイベストを探そうと思っているうちに自転車熱が去ってしまった… 衝動買いするにはお高い価格設定だったので、なんとなくあと送りにしているうちに、断念。
今となっては電車代、タクシー代を考えると、かえってコスパいいかも。
着る服が限定されちゃう…
女性にとっては結構、大きな問題かもね。今もいつでも自転車に乗れるような恰好ばかりしているけれど、スカートはけない、ちっちゃなバッグ持てない(いつもでかいリュックかトートのくせに!)という「できない」要素が増えるのは、ちょっと考えてしまう。汗かくから着替えも必要。荷物を軽くしようと思っても増えるというジレンマ。
飲んだらまともに帰れる自信なし…
呑んだら確実に調子に乗る私。いい気になって自転車に乗って大惨事、みたいなことは避けたい…! 今みたいな外飲みは20時まで、節度を保ってみたいな世の中が続いたら大丈夫だけれど、本当に自信ない…。
お酒好きで自転車好きのみなさんはどうしているんでしょうねえ?
雨降っちゃったらどうしよう…
行きはよいよい、帰りはこわいが自転車のイメージ。ランニングだと帰りは電車、とか逃げ道があるけれど、自転車は置いていくわけにいかず、がんばってこいで帰るしかない…! もしも電車やバスに気軽に乗せられる制度があったら、今すぐジテンンシャ―になるのになあ。そしていいリュックを買う!(これ、なによりもの必需品!)
というわけでまだまだ決めかね、高機能バイクに切り替えるかどうかは、まだ保留。
しばらくこのコンパクト自転車を乗り回す予定だけれど、神楽坂くらいまでは行けるようになりたいなあ。来週、1日がかりで挑戦してみようかなあ。
いまさらですがソ連が気になる! こぐまのミーシャのあの時代。
こんなマトリョーシカを大事に大事に隠し持っていたわたくし。いつもはエリツィン大統領が部屋の隅にでんといるんですが、久々にひとつひとつ並べてみると、え? これ誰? こんな書記長いたっけ? 帝政ロシア時代の誰? というキャラもあり、なんだか気になるソビエト連邦…ともやもやもや。
世界史、現代社会史をもっと勉強しておけばよかった!
私がソ連を初めて強烈に意識したのはモスクア五輪のマスコット、こぐまのミーシャで。懐かしくて代官山当たりのアンティークショップでピンバッチを見つけたときには思わず買ってしまったほど。今でもCMに入る前の映像や音楽を覚えている! あれは1979年のことだったのね。
イーグルサムのような明快さと違ってちょっとノスタルジックな、不思議な国の不思議なキャラクターという感じで、ソビエトはムーミンの住むフィンランドと同じくらいよくわからない遠くの異国だった。
子供だったから冷戦なんてもやっとしか理解できなかったけれど、あのころってすこし関係が緩和されたデタントという時期だったのね。そしてその後にアフガン侵攻でそれも崩れ、再び冷戦に。
その後はハリウッド映画などでもおなじみ(自分にとって)資本主義VS東側の時代に入るというわけです。鉄のカーテン! KGB!
ということでその時代のもやもやを解決すべく書店へ。山川の世界史なんかを手にとっては見たけれど、どうも理解できる気がしなく、漫画コーナーで見つけたこの本が秀逸だったのでシェア。本当はいけないんでしょうが、中もチラ見せ。この魅力、表紙だけではわからないので。
本当に密度の濃い、情報密、イラスト密、深さも密、の3密な一冊なんですもん。ソ連邦が大好き! というオタク魂が詰まっている!
「いまさらですがソ連邦」速水螺旋人絵・文、津久田重吾文/三才ブックス
漫画ではなく、絵物語でさまざまな資料写真、表、地図なども掲載されているからイメージがわきやすい。しかもね、基本、オタクによるオタクのためのソ連本なので、どうでもいい情報満載で(ソ連コスプレをするときはベレー帽でおでこをしっかり見せるとそれっぽくなるとかW)楽しく読み進められる。
ロシア・ベルラーシ・ウクライナの3国が徳川幕府で言うところの御三家的な存在になぞらえているのもわかりやすかった。歴代指導者にも貴族階級出身のエリートや、根っからの農民で勢いある田舎の対照的なキャラクターとか様々なのね。
歴史って楽しい!
あのころの自分に言いたい。もっと勉強しとけ!
著者の嗜好によりスパイ情報、制服関連のネタも詳しく、戦車や銃器など知ってどうする的な情報や、ウォッカと宴会などためになる?情報などテーマもそれぞれ。
なんかソ連に行きたくなってきた!(怖いけれど)
どこでもドアがない今、せめてロシアに行きたい! モスクワも素敵な街だったし(ホテル高いけど)、行ったことのないウラジオストクも行ってみたいなあ。
アメリカ・アルバカーキ道場との合同稽古! オンラインで広がる可能性。
オンラインフィットネスが「新しい日常」となり、ヨガやピラティスのエクササイズもインスタライブやZOOMで可能になりました。この数か月でものすごくオンラインフィットネスが進化していることを日々、実感!
そしてお世話になっている青山空手倶楽部道場から発信するオンライン稽古にもだんだんと慣れてきました。キッズたちもだんだんとコツを覚え、自宅のスペースでもうまく動けるようになってきたみたい。
大人クラスも毎週続けることで、1週間にリズムができ、この時間が励みになっています。
そして…! とうとうアメリカともつながり、海を越えてのオンライン稽古も実現。アメリカ・ニューメキシコ州のNMJAのご厚意で、アルバカーキ道場の稽古に参加させていただきました。青山空手倶楽部との合同稽古です。
イギリスからも仲間が合流。日・米・英での合同オンライン稽古となりました
指導いただいたのはアルバカーキ道場の長友泰秋先生。タオルを使っての引手を意識した動き、両手を使っての形など、長友先生ならではのロジカルで、エネルギッシュなクラス! 子供も大人もぐぐぐっと引き込まれます。
お手本、デモンストレーションで説明をしっかり 聞いた後は、自分たちも実践。各モニターをチェックしながら、長友先生が瞬時にチェックし、突きの高さや引手の位置、タオルの長さなどを修正してくれます。注意しながら、動きのいい人をほめてくれ、修正あと、改善できたことも伝えてくれるので、モチベーションもUP! ほめたら伸びるアメリカ人。日本人だってほめられたらやる気、倍増しちゃいます。
ここでもキッズたちの順応力に感心。先生の声がよく伝わるように、道場のマイク以外はミュートにし、こちらからの声が伝わらないのですが、説明を理解したとき、なるほど、と納得したときには「いいね」や「拍手」マークでキッズたちは反応しているのです。これはオンライン授業になれているからこその、コミュニケーション術なんだろうな。
こうやって大人数でのオンライン稽古では、習うほうの「ワザ」も問われるのではないかと感じました。
お手本の動きがわかりやすい画面のレイアウト設定、見てもらうための動きがわかりやすいカメラアングルなど、これから試行錯誤したい課題もたくさん。そういう意味でもオンラインクラスの可能性はまだまだひろがるな、と感じています。
合同でのトレーニングが終わった後はみんな着替えて親睦会。それぞれ好きなドリンク、つまみを用意し(ピザをデリバリーしたり、焼き鳥焼いたりみなそれぞれ)リラックス。自宅なので家族を紹介したり、お部屋案内のツアーがあったり、自慢のペットが参加したり、キッズたちはおきにいりのおもちゃやぬいぐるみを見せたり、もう自由! 家飲みってまったりできていいですね。
だんだんと暮れていくアルバカーキの夕日も美しかった! 海外旅行がままならぬ今ですが、バーチャルでニューメキシコ合宿に参加したような気持ちになれました。
離れていてなかなか集まれない仲間とも、こうやってともに汗を流し、交流することで一体感が生まれます。いつかニューメキシコを訪れたいという未来の目標もできました。
長友先生、アルバカーキのみなさま、ありがとうございました。
オンライン稽古の可能性。狂言入門で口伝の厳しさを実感!
幸せだなあと感じるのは、この年代になってまだ初めての体験がたくさんあり、新しいことを学べること。
舞台も観て、いったい、この動き、どうなってるの? いつか体感してみたい…! と思っていた能や狂言の所作。
狂言師・三宅藤九郎さんによるオンラインの狂言入門で初めて体験しました。その名もzoom狂言レッスン!
記事に書いているときから、参加することを心に秘めていたので興味津々。基本的な所作や発声などにも挑戦し、もちろん、あの「そろりそろり」も伝授していただきましたよ。まずはYoutubeの「和泉流宗家狂言チャンネル」の動画で予習W
www.timeout.jp
オンラインなので受講するのはもちろん自宅。藤九郎さんは袴をつけ、松の絵が見事な稽古場からの発信なので、身が引き締まります。
動きやすいスタイルで、足袋か靴下を着用。もしあれば扇子を用意、というくらいなので、実際の入門に比べてかなりハードルが低いのではないでしょうか?
せめて気分を…と思って和室を選びましたが、フローリングでも絨毯の洋間でも問題なく参加できそうです。(絨毯だとややすべりが悪く、摺り足がしづらいかな?)
必要かな?とヨガマットやらタオルやらも用意してみたけれど、扇子だけで十分でした。まさに身一つでの入門。
口の動きや身体の向きなど、すべてを物まねしてみたかったので、目の前に三面鏡がある位置でお稽古できたのはよかったです。(PCのディスプレイに映る自分ではまだまだ小さく見づらいと思って。その分、逆光になってしまったのは失敗でしたが)
私はジャージに靴下でしたが、気分を盛り上げるために袴(武道の稽古用ですが…)足袋で参加すればよかった~! 扇子も夏に涼む実用的なものですが、お稽古用の扇とかあると楽しんだろうなあ~(なにごとも形から入るタイプW)
「ネタバレ」になるので詳しくはお伝えしませんが、伝統芸能ならではの「口伝」も疑似体験。つまり「テキスト」のようなものがあるわけではなく、口と口で、五感を使って覚え、師匠をまねて習得するという修行。
覚えられずに苦笑いするしかない局面も…!!!
これ! オンラインでもこんなにドキドキするのだから、師匠の目の前でそのまま覚え、真似をする緊張感といったらないでしょうね~
代々、口伝により伝承される、芸事の厳しさが想像できました。
ほかにも構え、摺り足、立ち方などの体の使い方を学び、最後は狂言ならではの笑い方を伝授いただき終了。
30分とは思えないエッセンスを凝縮したような稽古でした。
親子で参加されている方など、ほかの参加者も初めて体験する方ばかりだったので、驚きあり、笑いありで、楽しかったです。
また藤九郎さん曰く
「立つ、座る、歩くなど当たり前の動作を美しく実行する…というところに狂言の奥深さやお稽古の良さがあり、それは日常生活の中にもある、普段の動きを磨いて極めるということに通じます。禅にも共通する、いい時間だと思うのです」
確かに! 所作を学ぶという表面的なことだけではなく、自分と向き合う時間になるかもしてませんね。
それにしても狂言、おそるべし! 摺り足だけでもなかなか前に進まず、左右にぶれぶれW なかなか藤九郎さんのようにす~~~~~~っと滑らかに進めません。
お辞儀をする所作、笑う発声一つとってもいつも使わない筋肉を意識しないとまねできず、体幹だけでなく小顔トレーニングにもなりそうW。
自宅でできるzoom狂言レッスン、ぜひ、体験してみてください。
外飲み、万歳。美味しい日本酒と肴で、心のおそうじ、できました。
ひっさびさの外での食事。
外出ついでにランチをパパっと…いうような外食はあったのですが、食べることを目的にして夜にゆったりと飲む…ということが皆無だったので、なんだか、なにかからよみがえったような感覚になりました。
訪れたのは隣駅にある妹の店「まにわ」。
緊急事態宣言以前から感染拡大を恐れ、ほぼ休業状態だったのですが、営業時間を短縮し(例の19時オーダーストップ、20時閉店というやつですね)、座席の間隔を開け、人数限定で、今週から徐々に営業を再開していたんです。
家飲みも楽しいし、おうちごはんには満足していたはずなのに、やっぱ人のつくったもんってありがたいですね。なんだろ。なにが違うんだろ。
しかもぬか子ちゃんも出どころ一緒なのに!(間庭家ではぬか床のことをぬか子ちゃんと呼んでおります)
数々あるテイクアウトやお取り寄せだって、プロの味なのに、外食ってやっぱり特別なんですよね。なんでだろう。
それは外で食べるという高揚感なんですね。きっと。
家でも豆皿にちまちまと盛り付けてみたりするんですが、どうも今日のようなわくわく感はない。やはり、なんだろ、これ、という玉手箱を開けるような気持ちとか、どうやって作ってんだろ、と考えながら、お店の人との会話で答え合わせをするとか、そんな+アルファが「隠し味」みたいになっているんだと思います。
なんだかこんな時期だから、外で飲むなんてひんしゅく? これって闇呑み? なんてひるむ気持ちもありましたが、来てよかった。語り合えてよかった。
ということでポストコロナの外飲みを考察してみました。
その1 20時閉店は意外とストレスなし。むしろ割り切れてすっきり!
20時までの会食で満足できるかが一番の懸念点でした。けれど17時スタートと早かったせいか、そんなにあわただしくはなく、かえって時間に余裕があったくらい。
20時になったら一斉に終了! となるのできっぱりと諦められて、ストレスにはならないというのも発見でした。
その2 O次会もあり。名残惜しければ、帰宅後、オンライン2次会でもいいかも。
ならばいっそ15時とか16時あたりに0次会を開いちゃうのはどうでしょう? その日は半休を取るくらいの覚悟で。最近、ハマっているのが週末の昼飲み。夜よりも昼のほうが気分よく、過ごせるんですよ。夜の時間も有効に使えるし。
まだ飲みたいのであれば、一度解散し、帰宅してからオンラインで2次会を開くのもいい。オンラインならいつでも離脱可能だし、寝落ちもOK。自由度が広がります。
その3 旅行へ行くのと同様の貴重さ。大切な人とゆったりと楽しむスタイルに。
会食が、旅行に行くのと同じくらいハードルがあがったと感じます。数日、一緒に過ごすことができるくらい信頼できる相手としか、もう、行かなくなるんじゃないかなぁ。心を許した相手と、ゆったりと旅するように過ごす。そんな会食を大事に、大事にするようになると思います。
その4 もしくは風通しのいい空間やテラス席でさくっと、短時間で。
逆に会社帰りの一杯、のように、さくっと集まるのもありかと。テラス席や開放的な空間の立ち飲みなど、開放的な空間で、短時間だけ滞在するのもいいかも。リスクも下がる分、気持ちもラクに。
ゆっくりじっくりと、さくっと気軽に、という2極ののパターンになりそう。
結論! 新しい基準をもとに、頻度を守って、慎重になれば恐れるに足りず。
頻度が少なくなったとしても、一回一回の会食の濃度は深まる…そんなイメージ。
いきなり解禁! という感じにはならないでしょうが、新しい基準が必要にしても、新たな気持ちで、外飲みを楽しむんだろうなあと実感できてうれしかったです。
外飲み、万歳! なんだか気持ちもすっきり。
心のおそうじもできました。
横浜中華街がドライブスルーに⁈ 街をあげてのガッツある取り組み
チャイナタウンってやっぱりパワーある!
横浜中華街がドライブスルーを導入したんです。それも街をあげて!
詳しい記事はこちら
つまりこういうこと。
「横浜中華街」のこのサイトにあるお店に事前に予約すると、いつもは観光バスがずらりと並んでいるターミナルに駐車でき、車までお店のスタッフが配達してくれるっていうシステム。一歩も車から降りずに、チャイナタウンのあの味を楽しめるんです。
事前に電話して予約する必要があるので注意。駐車できる時間も決められています。
中華街のオフィシャルサイトには食材、お菓子、雑貨や衣類、占いやマッサージなどの情報も…! 営業時間の変更や、業務形態も記載されているのでチェックしてみて。
それにしてもこの週末は、都内近郊の観光地やショッピングタウンもかなりにぎわってたみたいですね。吉祥寺あたりは通常と変わらない混雑だったとか。
でもわかります! 街には街でしか感じられない空気がある。その移り変わる景色を楽しみたい…! しかも街歩きに最高の5月の空。
でもね。いきなり外出が増えることでリスクが高まるのも怖いですよね。
まだ、雑踏の中を歩くことはできなくても、横浜の街をドライブ。
そしてドライブスルーで本格中華を楽しめば、気分もあがるのでは?